石川 恭三(医学博士)

・1936年(昭和11年)東京生まれ。
・慶應義塾大学医学部卒業
・同大学大学院医学研究科(内科学専攻)終了
・ジョージタウン大学(米国ワシントンD.C.)医学部留学内科学専攻
・大和市立病院内科(慶應義塾大学助手)
・昭和50年 杏林大学医学部助教授
・昭和56年 杏林大学医学部内科学主任教授
・同大学付属病院副院長(平成8年3月まで)
・杏林大学医学部名誉教授

所属学会
日本内科学会功労会員、日本循環器学会評議員、日本心臓病学会評議員、アメリカ循環器学会評議員、日本心電学会名誉会員・評議員

好きな言葉
「得意冷然、失意泰然」 「ほどほど」

好きなスポーツ
エアロビクス

お気に入りの一冊
英語会話表現時点(旺文社)

行きつけの店
帝国ホテル内にある、レ・セゾン、チェチェローネ、ラ・ブラッセリー

私の健康法
早寝早起き、エアロビクス(週2回14年間)、腹八分目、菜食中心

今までの人生で心に残ったワンシーン
30年以上も昔のこと。米国、ワシントンDCのジョージタウン大学に単身で留学するために、暮れも押し迫った日の夜10時過ぎにダレス空港に着いた。手荷物を受け取り、さて、これからどのようにしてホテルまで行ったらいいのかと、がらんとしたロビーに立って考えていたとき、一人の銀髪の紳士が近づいてきて、「貴方はドクター石川か」と私に声をかけてくれた。その人は世界的に有名な学者で私の指導教官になる人であった。その著名な学者が一介の留学生に過ぎない私をこんな夜遅くに出迎えてくれるなど夢にも思っていなかったので、腰を抜かすほどに驚いた。あのときの感激のシーンは脳裏に焼き付いている。

近況
テレビ、ラジオ出演や、執筆活動を行い、主要著書は、専門書と一般書で70冊を超える。講演では、NHK文化センターの特別公開講座「すこやか健康教室」を全国、年5回・20年間行なっている。